パリのリトグラフ工房IDEM(イデム)。

カテゴリ

idem
item editions
今日の出来事
展覧会
リトグラフ
作家/作品
アートとは
今日のリトグラフ
私の軌跡
コンタクト

以前の記事

2013年 06月
2013年 04月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月

検索

その他のジャンル

最新の記事

ダリ / Salvador ..
at 2013-06-28 00:14
時代の節目、今日の出来事。
at 2013-04-17 01:05
IDEM PARIS by ..
at 2013-04-06 01:45
サヴィニャックの思い出。
at 2013-04-04 22:43
JUN INOUE 続き
at 2012-10-24 21:33

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

<   2012年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

コンタクト先

*しばらくこの記事を一番上においています。
毎日ブログを見てくださる方、いつもありがとうございます。

e0246645_2038328.jpg
初めまして。
リトグラフ工房IDEM、ギャラリーItem Editionsに勤めております大津です。
ここから生まれる私の大好きな作品たちを見てもらえればとても嬉しいです。
下記よりご質問等受け付けています。
いつでもお気軽にご連絡下さい。
akiko.otsu@idemparis.com (日本語可)

リトグラフ工房IDEM(イデム) : http://www.idemparis.com/
ギャラリーItem Editions(イテム) : http://www.itemeditions.com/item.htm/

<リトグラフのご購入>

日本からのご購入も可能です。
e0246645_20262196.jpg
David Lynch 作品 ※現在渋谷ヒカリエにて展覧会開催中

JR 作品

レイモンド・サヴィニャック 作品

その他作家


<リトグラフ制作>

ここではプロの職人たちがリトグラフ制作をします。
お気軽にご相談下さい。


<ギャラリー、工房の見学>

見学ご希望の方はご相談下さい。
Item Editions
平日8:00 - 19:00, 土日休
IDEM
ご予約の上、応相談。
作家、工房の制作状況によってはお断りする場合もありますのでご了承下さい。
[PR]
by idemparis | 2012-07-28 20:05 | コンタクト

リンチ展開催の小さな物語、つづき。

さて、
お話のつづき。

e0246645_212439.jpg
photo:リンチ展@ヒカリエの様子2 (photo by Kenji Takahashi)

こういう時、ご縁って本当にすごいなぁと思います。

振り返って時は90年代。
東京青山に東高現代美術館というものがありました。
この美術館は、当時高級エステートを提案していた東高不動産が期間限定で設立したもの。

e0246645_20535371.jpge0246645_20541362.jpgphoto:1989年当時の様子(こちらから引用させて頂きました。)

開館は数年と短いものでしたが、その1988年から1991年の間にはフランク・ステラやダニエル・ビュラン、ソル・ルウィットにレンゾ・ピアノの個展など現在の日本で"こんなの見れるのー!"と驚くような企画が次々と開催されていました。
しかも会期が2週間から長いものでも1ヶ月半という...。

現在日本を代表する現代アートギャラリーの一つ、SCAI THE BATHHOUSEの代表、白石正美さんが副館長を務められ、多くの展示を企画されていたというだけでもかなりかなり興味深い...。
1991年8月、「不思議な抽象:現代アメリカの先鋭たち」という展覧会を最後に東高美術館は短い歴史に幕を下ろしましたが、それでも日本の美術史に刻んだ足跡は深く、今だに名前を聞くことも多い美術館です。

その中で1991年1月、たった2週間だけの会期でその"デヴィッド・リンチ展"は開催されました。
e0246645_2172377.jpg
photo:David Lynch展@東高現代美術館のカタログ(現在絶版ですがamazonで中古購入可)

今回のDavid Lynch展で、それ以来20年ぶりの展覧会と色んなところでうわさになっていたのでご存知の方も多いかもしれませんが、
その時、白石さんのアシスタントをされていたのが小山登美夫さんなんです。
今思うと、展覧会のキュレーターが飯田高誉さん、副館長が白石さん、アシスタントが小山さん...ご、豪華...。

時代は戻って2010年10月。
リトグラフ工房idemにはちょうどリンチさんが制作に来られていました。
同じタイミングでFIAC(パリで一番歴史のあるアートフェアー)に参加されていた小山さん。

"こんな工房があるんです。丁度リンチさんも来られていて。よかったら来られませんか?"

そう聞いてみました。


この半年前、人の紹介で初めてお会いした得体の知れない私の相談を、とっても楽しそうにじっくり聞いてくださった小山さん。
その人としての大きさに魅了され、いつかなにかご縁があれば嬉しいなと思っていました。
そしてその時の感謝もあり、いつか何かしらの恩返しが出来ればと思っていました。

そしてその時と同じように私の工房へのお誘いに、

"ぜひ!"

と快諾してくださり、お忙しい中お時間を作ってきてくださいました。
丁度idemで制作中だったリンチさんにここのオーナー、フォレストが小山さんをご紹介。

"1991年、東京の東高現代美術館での個展の際、Mr.白石のアシスタントをしていたんです。"

と小山さんがリンチさんに伝えると、


"Really? Oh, wonderful!! (本当?すごい!)"


と驚きつつもとっても喜ばれるリンチさん。


これが小山さんとDavid Lynch、20年ぶりの再会でした。



つづく...
[PR]
by idemparis | 2012-07-10 02:09 | 展覧会

追記: 楽園のカンヴァス - 原田マハさん 著 -

以前お話しした原田マハさん著作の「楽園のカンヴァス」

e0246645_2046534.jpg

この本が今年の山本周五郎賞を受賞されました。
そして現在、直木賞候補としてノミネートされています。

ご紹介したときはこんなことになるなんて考えてもおらず、
というより評価云々でなく、ただただ読んでもらいたい一冊でした。
それでもこの結果はとっても嬉しく、一人でも多くの方に手に取ってもらえればいいなと思います。

この本の中に出て来る言葉、

"アートを理解する、ということは、この世界を理解する、と言うこと。
アートを愛する、ということは、この世界を愛する、ということ。"

ですが、前回のブログを書いてから3ヶ月。
たった三ヶ月ですが、この意味が少しずつ分かってきています。
それはきっと、この本に出会ってこの言葉を意識するようになったから。
それくらい、私にとって大切な本になっています。


このブログを読んでくださる皆さんにもぜひ、手に取ってもらえれば嬉しいです。

追伸
工房では、今日はこんな色をプリント。
e0246645_2134678.jpg

素敵な色。
手で作るここでの色は、どれも世界で一色だけ。
だから素敵な色に出会うと、せめてカメラにだけは収めておきたいと思っています。
この色を使ったリトグラフも、出来上がったらここでご紹介しますね。

さて、リンチ展物語の続きを書きたいと思います。
[PR]
by idemparis | 2012-07-09 21:04 | 作家/作品

リンチ展開催の小さな物語。

e0246645_043257.jpg
photo:リンチ展@ヒカリエの様子(photo by Kenji Takahashi)

今日のブログは、かなり主観的な内容となっています。
私が持つDavid Lynchさんの印象や小山登美夫さんのイメージ。
そしてリトグラフに対する想い。

David Lynch展@ヒカリエの開催に至るまでに私個人の周りに起こったことです。
もしかしたらこれを読んでくださる皆さんのイメージや感想とは異なるところがあるかもしれません。

今回のお話を映画に例えると、David Lynchという主人公がいて、item editionsのオーナーや小山登美夫さんが名脇役として存在します。
私はその画面に1,2度見切るような存在でしょうか。
でもそこから見る小さな物語もなかなか味があるもの。
それを語りつつ、リンチさんの展覧会に関するお話に一旦区切りをつけようと思います。


2011. Nov in Paris...

私の働くリトグラフ工房IDEMにリンチさんが来られて既に5年目。
作品はすでに120点を超えていました。
ここのギャラリーItem Editionsでは、ロサンゼルスから着いたばかりの最新作を展示していました。

e0246645_0263116.jpg
e0246645_0281211.jpg
photo:当時の展覧会様子

e0246645_0291171.jpg
photo:2011年オリジナル 最新作(*価格はお問い合わせ下さい)

この展示をリンチさんは奥様のEmilyと見にきてくださいました。
すっごく美人さんなんだけど、気取らずいつも笑顔なEmilyは美人と言うよりとってもかわいい人。
いつも私のネイルの色に興味津々。
そんな二人がゆっくりじっくり展示を楽しんでいます。

"This Bird Was Singing in The Tree and Then the Moon Come out...って読むの?素敵。"
と、Emilyが聞くと、

"そう、そう読むんだよ。"
と、とっても優しい笑顔でDavidが答えます。
本当に素敵なカップル。
そんな彼らのために何か出来たらいいなぁ。
彼らよりもずっと非力でまだまだ未熟者の私も、彼らが笑顔で居てくれたらいいなとそう思っていました。

こうやって周りの人たちを笑顔にしながら、きっと多くの人がこの人を笑顔にしようと動いてきたんだと思います。
David LYNCHってそんな不思議なパワーを持った人なんです。
彼がいろいろ成し遂げてきたのは、彼の持つパワーとそれに魅了されたたくさんの人たちのお陰だと思います。

そして展示をEmilyととっても幸せそうに、ゆっくりじっくり見た後、リンチさんはこう言ってくれました。

"Formidable!! 本当に素晴らしい展示!すっごく嬉しいよ。"

その言葉がとっても嬉しくて。
本当に嬉しくて、やっぱりこの人たちを笑顔に出来たら嬉しいなと、もう一度思いました。
だから私は勇気を持って言ってみたんです。

"あのね、私もこの作品たちが大好きなの。とっても美しいと思うの。だからいつかね、日本のリンチファンにも見せたいの。それが私の今の夢の一つなの。"

そしたらリンチさんはこう答えてくれました。


"Wondaful! Dream comes true! (夢は叶うよ)"



つづく...
[PR]
by idemparis | 2012-07-06 00:49 | 展覧会

Ed Koren 追記

先日お話ししたEd Korenさんの心温まる一枚。

e0246645_2226346.jpg

THE NEW YORKERのサイトで取り上げてもらいました。
ここでの制作のお話。

e0246645_2224432.jpg

http://www.newyorker.com/online/blogs/culture/2012/06/cover-story-ed-koren-summer-chore.html
(THE NEW YORKERサイトのEdさん紹介記事へ飛びます。)

とっても大好きで素敵な雑誌ニューヨーカー。
嬉しいです!!
[PR]
by idemparis | 2012-07-03 22:27 | 今日の出来事